「がんばって」を10年間言わずに暮らして分かった事

ぼくの「がんばって」も人を傷つけるのか..?

ぼくは「頑張る」という言葉が大好きです

好きすぎてがんばってない人に頑張れと言われるとイライラします

初対面の人に言われるのも嫌いです

ぼくが人に「頑張って」と声をかけるときは、ぼくも頑張るからあなたも頑張ろうという気持ちの時だけです

ぼくの「がんばって」も頑張っていない人の「がんばって」と同じ音色で受け取られるのが怖くなって、27歳から10年間「がんばって」と言うことをやめて暮らしてきました


10年間「がんばって」を1度も言わずに暮らしたことで分かったのは

  1. 具体的な言葉で励ましやアドバイスがおくれるようになる
  2. 分かっているけど「がんばって」に変わる言葉が見つからないので仕方なく使っている人もいる
  3. ナーバスになっていた

ということでした


 

01:具体的な言葉で励ましやアドバイスがおくれるようになる

今この人は何に対してどんな気持ちでいるんだろう?

褒めるべきなのか、アドバイスした方がいいのか、そうじゃないぞと注意した方が良いな、やる気満々なんだから余計なことを言わずに背中をおしたほうがいいだろう、と真剣に考えて言葉をおくれるようになりました

 

「うちの会社の馬鹿上司のせいで毎日残業ですよ。。」とタメイキをついている人に「そっかー。まぁ、よく分かんないけど、とりあえずがんばってね!」とガンバレの安売りをする事が無くなりました

「仕事が忙しい時期なんじゃないの?キミひとりだけが毎日残業してるなら上司に言ってみたら?手伝ってって」

「仕事があることは良い事だよマジで。」

「良かったじゃん、上司が馬鹿ってことは直ぐに追いつけるよ」

「いま辛い経験しとかないと、自分が上の立場になった時に、後輩の気持ちを理解できなくなって、その馬鹿上司みたくなっちゃうんだぞ?

こんな感じで一撃入れてから「だから頑張ろう」と言うようになりました、そんなことを繰り返してたらぼくに愚痴を言う人が近寄らなくなりました(笑)ポジティブ万歳

 

02:がんばって、に変わる言葉が見つからないので仕方なく使っている人もいる

がんばって、という事で「わたしは良い事をした」と思っている人がいます 落ち込んで沈んでる人にズカズカ近寄り、がんばってねと斬りつけて何が楽しいんでしょうか

たぶん斬りつけている感覚もないのでしょう。

 

こいつはどんな神経してるんだろう..

逆の立場だったらどう思うのか考えることはできないのか..

こんな奴が使うから「がんばれ」が希薄になってしまったんだと嘆いていましたが

中にはもっと相応しい言葉があるはずなんだけど、その言葉が出てこなくて、それでも励ましてあげたくて、嫌われるかもしれないけど、がんばってと思いを伝えている人がいることが分かりました

 

舌足らず、言葉足らずだけど、何か出来ることがないか?とひねり出した言葉が「がんばって」だった人

どーでもいいやという気持ちで「がんばって」と放った人

 

顔を見れば分かります

目を見れば分かります

気持ちがあるかないかは伝わります

言った後の態度で本気か嘘気かわかります

 

03:ぼくは、がんばってという言葉にナーバスになりすぎていました

がんばってと言われて傷つく人もいます

がんばってと言われて頑張れる人もいます

ここ数年は具体的なアドバイスや激励の最後に、がんばってという言葉が使えるようになりました

ぼくのガンバレはそこらのガンバレじゃないぜ!とナーバスになり過ぎて、ガンバレと気軽に言う人に心を閉ざして暮らしてきました

 

今思えば「おいおい、なんでそんな薄っぺらいガンバレって言うんだよ?何にも解決してないじゃん」って衝突し続ければよかった。

逃げていたのはぼくだったんですね

ショック(笑)

 

頑張ってって言ってもらっていいですか?

と言われる人間になりたいです

アントニオ猪木の闘魂ビンタのようにどんな場面、どんな人にでも「がんばってね」が心に響く人間になりたいです

公共の場でアイドルにビンタができるぐらいの男になりたい(笑)

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