「今を生きろ」ネフローゼとステロイドに悩み苦しむ人に伝えたいこと

すこし話をきいてほしい

 

2004年5月

ダーツのこともビリヤードのことも何にも知らずに店を出した

銀行からじゃなく友人知人から400万円出資してもらい、みんなで床を直し壁を飾り天井を塗り店を完成させた

お金を完済するまでは寝ないで頑張った

この頃の収入は時給200円だった


そこで初めて年上の友達と年下の友達が出来た

左の友達は数年後に心筋梗塞で死にかけたり 趣味で始めた手品が今では末広のお店に依頼をうけて披露するまでになった

パイロットになるというデカイ夢に本気で挑戦していた真ん中の奴は 形は変わったが立派に飛行機に携わる仕事につき 現在は家業を継ぐために頑張っている ちなみに桜ヶ丘に移転したラーメンの三栄軒の改修工事は彼が携わっている

 

右にいる男は病気になることも身体障がい者になることも まだ知らない

2009年

ネフローゼという腎臓の病気に襲われた

ステロイド剤の副作用で足が砕けた 心も折れた

完治しない病気 毎日足を引きずって生きる惨めさ 生きてる意味が分からなくなって死のうと思うようになった

 

そんなときに東北を津波が襲った

毎日捨てようとしていた この命の重みに気づいた

そんなときにチャリティーマッチでキングカズがゴールを決めた姿を見て家族の前でボロボロ泣いた どうせ死ぬなら働いてる最中に死ぬぐらいに働こうと決めて人工関節の手術に踏み切った

実際に障がい者になってみると将来の自分の姿が想像できなくなった

ネフローゼがいつ再発するのかと不安で頭がいっぱいになった

死ぬまでダーツとビリヤードの店で働いていけるのか?

車いすになったらどうなる?

また病院に寝泊まりになったらどうする?

 

この時に出会ったのがアフィリエイト

パソコンとネットさえあれば病院のベッドの上からでも生計を立てられるかもしれないと没頭した

ネットビジネスに取り組んだとき周囲は白い目で僕をみた、マルチ商法に手を出したと勘違いされたからだ


2013年ごろだったかな

共同経営者に1日5000円の手伝いと言われ店を止めることにした 店をやめる事が釧路からビリヤード屋を無くす事に直結するのを分かっていた けど我慢の限界だった

 

「人生は一度きり」

 

そういって飛び出していったアイツの気持ちが今ならよく分かる 彼が北海道最強のダーツプレーヤーどころか、もっともっと高みに突き進むことを願っている 頑張れ

 

自由気ままに10年生きてきて突然無職になった

無収入の病気持ち身体障がい者36歳

世間からみれば手詰まりだろう 僕もそう思っていた

 

ここから自分を取り戻すのは容易なことではない あとで人を恨んだり妬まぬように生き抜く為には「甘え」を捨てなければならなかった

退路を断つために友人知人との連絡を遮断した

ビリヤードの仲間 ダーツの仲間の前にオメオメと顔を出すのが嫌だったからだ

 

沢山の人たちに愛されてきた「相内さん」というスタッフ像から脱皮するためにスリミ工場での肉体労働を始めた 過去のちっぽけなプライドやキャリアは自分の変化の邪魔になるということを身を持って味わった

 

絶対にネフローゼに負けない

足の障がいに負けない

工場の柱のウラで痛み止めの座薬をさし、二十歳の子にカスと言われながら働いた 本当に自分には1日5000円の値打ちしかないのかと飛び込んだスリミ工場での3年は楽ではなかった

ビリヤードのキュー(棒)を握っていた手、ダーツを持っていた手はマメだらけになった 人を笑わせる事に使ってきたクチからは「はい」と「すみません」しか出てこなかった日が続いた クソを漏らしながら死ぬ気で働いた

 

スリミ工場で3年間を過ごし自信を取り戻した僕は「最後の勝負」に出ることにした

 

こうして今

現在の店DOCOをオープンさせて僕はタコヤキを作っている

心の目でww

 

これが今のところの僕のネフローゼ人生です

ね?なかなか良い人生してるでしょ(笑)

ネフローゼに悩み苦しんでいる人

ステロイドに苦しんでいる人 空腹と戦っている人 もう自分は何も出来ないと落ち込んでいる人 誰かに助けてもらいたいと願っている人

 

身を持って経験してきた僕が伝えたい事があります

 

それは「今を生きろ」ということ

 

未来がどうなるのかなんて誰にも分からないんです

泣いて落ち込んでても腹は減ります 太陽は昇ります、そして夜が来ます 誰かの助けを求めるならば「まず行動」を起こしましょう 祈るだけではなく努力を重ねたうえで祈るんです

 

いま、身体がむくんで何も出来ずに泣いている人

いま、子供がネフローゼになり落ち込んでいる人

いま、笑うことより泣くことの方がカンタンなのかもしれない

いま、前を向くより下を向くことの方がカンタンかもしれない

 

そんな人たちに伝えたいことがもう1つあります

 

それは「そこから這い上がれ」ということ

 

「今を生きろ」というのは今日1日をやり過ごせという意味ではなく

「今を生きろ」というのは今日1日を悔いなく過ごせという意味ではなく

「明日に繋がる今を生きろ」という意味です

 

ネフローゼになっても自分の価値は変わりません

自分で自分を「もうだめだ」だなんて過小評価してはいけません

 

外で働けないなら家で働いて稼げばいいんです ネットとパソコン使って稼いだり 雑貨やアクセサリーを作って売ったり、色々やればいいんです

 

トシだから

バカだから

 

そんなの誰が決めたんですか!

自分が自分を信じないでどうします!

落ち込む時間があるなら 何かに情熱を注ぐ時間もあるはずです!

 

出来るかどうかじゃないんです

やるかやらないかなんです

頑張りましょう!僕も頑張りますから!

 

こんな長文を最後まで読んでくれてありがとうございます

 

最後にもう一言だけ、

〆のメーッセージをお土産に持って帰ってください

 

元気があれば何でも出来る!ネフローゼに負けるな!

がんばろーね!

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