毎年1200人が発病..ネフローゼの初期症状と判定基準

こんな自覚症状に覚えがあったら要注意 すぐに病院で検査を受けましょう

□おしっこの回数が減る。

□顔(まぶた)や下半身等の浮腫みが目立ち始め

□食欲不振

□急に疲れやすくなったり

□全身倦怠感(筋肉が萎縮し痩せているが浮腫みも同時に始まっているので気付かない)

□尿の泡立ちが目立つようになります。
ネフローゼが進行すると[象の足]と表現されるほどに通常の歩行も困難になるほど全身が浮腫んだり他の合併症を引き起こしたりします。

 

ネフローゼの判定基準

血液と尿の検査で

□蛋白尿: 3.5g/日以上が持続する

□低アルブミン血症:血清アルブミン値3.0g/dL以下、血清総蛋白量6.0g/dL以下

□脂質異常症(高LDLコレステロール血症)

□下肢や身体の浮腫み

 

現在日本では年間におよそ1200人が新たにネフローゼを発病しています

一昔前には治療法が無く、かかれば死ぬ病気といわれていましたが 医学の発展により現在は[死なない病気]から[治すのが難しい病気]へと少しずつ進展しています。

 

小児では生後18ヶ月から4歳位の子供が多く(小児ネフローゼ)

働き盛りの30代の男性、女性にもネフローゼを発病するケースが多く報告されています

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