
豚丼は「とんどん、なのか? ぶたどん、なのか?」
豚肉(ぶたにく)がすきだ。
角煮を編み出した中国の偉人、蘇東坡(そとうば)さんには敬意を表したい
豚丼を開発した阿部秀司さんに国民栄誉賞を授与しても異議を唱える北海道民はいないだろう(1933年に帯広市で大衆食堂「ぱんちょう」を創業した阿部秀司が豚丼の始祖とされている)
ところで、みなさんは豚丼を何と呼ぶかをお聞きしたい
北海道では豚丼を「ぶたどん」と呼ぶのが普通なのだが、「とんどん」と呼ぶ地域がある、実際に茨城県出身の知り合いが牛丼チェーン店の豚丼をとんどんと呼んでいて驚いた
茨『牛丼(ぎゅうどん)を、うしどんとは呼ばないのだから、とんどんだろう』
茨『豚汁はブタジルじゃなくてトンジル』
茨『CMでも、とんどんって言っていた』
この野郎..アウェイから越してきた分際でずいぶんと言うではないか..では貴様はブタニクをトンニクと呼ぶのか?
CMでとんどんだと??
モヤモヤを解消すべく【 CM とんどん 】で検索するとたしかに石原さとみがCMですき家の豚丼を「とんどん」と言っているのだ。
じゃぁこれは?と北海道民がよんでいるほうの豚丼の画像を彼にみせると彼はこう言うのだ
茨『これは肉丼(にくどん)だよ。』
なるほど、そういうことか。
そもそも大手牛丼チェーンが豚肉を使いだしたのが2000年代初頭、牛肉の輸入が禁止されて豚肉を代替品にしてお客に提供をはじめた狂牛病騒ぎの頃である
当時は吉野家が牛丼の代わりに豚丼を出したと評判になり、「よしぎゅう」を「よしブー」と言ってよく食べたものだ、北海道の豚丼とは別物だがこれはこれで美味かった。
北海道の豚丼は肉厚でウナギの蒲焼きに使うような甘辛いタレで味付けされていて、炭火で香ばしく焼いたり秘伝のタレのレシピを厳重に保管している専門店もいる。
薄くスライスした肉と玉ねぎを煮込むことはないし、注文時にその煮込んだツユをご飯に思いっきりかけてくださいとお願いすることもしない、生卵もぶっかけないしスプーンを使うこともない
すき家に限らず大手牛丼チェーンで現在提供しているとんどんは牛肉を豚肉に変更した料理で、北海道民が食べている豚丼とは別物なのだ。
そうか!
素晴らしい。グッドジョブだ、謎がとけた
これはすき家側の配慮だ、すき家の優しさなのだ
「これをブタドンだと思って北海道に行ったら大変恥ずかしい思いをするよ?だからウチはトンドンと表記しておくね」というメッセージにちがいない
茨城育ちの彼に説明すると「ふぅん」の3文字で流されてムカついたことを思い出したのでこの話はここまでとする
ちなみにこの記事を書くにあたり検索をすると、ブタドンじゃなくてトンドンって呼んだ方が競合他社と差別化ができると判断しそう読ぶことにしたそうだ..

もともと日本人は獣の肉を食べる文化がなかったと見聞きしていたのでAIで調べてみると、やっぱり隠れて食ってた
- 仏教の影響もあり675年に天武天皇が肉食禁止令を発布、牛、馬、犬、猿、鶏の肉が禁止される
- 150年ほど前、明治時代(1871年)に肉食禁止令が解除され、本格的な肉食文化が広まっていった
ほう
え!猿!!? … 戦国時代に豊臣秀吉が虎の脳みそを欲しがっていたという逸話は聞いたことがあるが、むかしの人は猿を食っていたのか…おどろいた
食うなと言われたら食いたくなるのが人間で、やっぱりどの時代にも隠れて食っていたやつはゴロゴロいた。天皇の命令なので店先では売っていないが、彼らは現代の違法薬物の取引のように隠語をつかい肉を手に入れて夜な夜な肉パーティーを楽しんでいたそうだ
当時の隠語は現在でも使われいる
- 馬肉:桜肉(さくらにく)馬肉の色が桜の花びらの色に似ていたため
- 猪肉:牡丹(ぼたん)、山鯨(やまくじら)皿に盛った猪肉の様子が牡丹の花に似ていること、またはクジラは魚だと認識されていたため、猪肉を「山にいるクジラ」と称して食べやすくしたことなどが由来
- 鹿肉:紅葉(もみじ)百人一首の歌「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき」にちなんで付けられたと言われている
- 鶏肉:柏(かしわ)鶏の羽の色が茶色や黄色だったため、「黄葉(もみじ)」と同じく木の葉に例えられたという説がある
そのほかにもキジや鴨などの野鳥獣の肉は薬扱いとされ食べられたりしていたそうだ
『お父っつぁんが風邪ひいたってんで見舞いの花でも持っていこうと思うんだが、牡丹はあるかい?』『あいにく牡丹は売り切れなんだが、咲いたばかりの桜があるよ』『いいねぇ1つもらおうか』
なんて会話を想像すると実におもしろい
これだけ毎日のように世界中で豚肉を食っていても平気なのだろうか?
全世界で豚はどれぐらい飼育されているのか調べてみると、ざっくりだが10億頭が飼育されており世界最大の飼養国は中国で約4.34億頭
1位中国 4.34億頭
2位アメリカ合衆国
3位スペイン
4ブラジル
5ベトナム
6ロシア
7ドイツ
8カナダ
9フランス
10デンマーク
11メキシコ
12オランダ
13ポーランド
14大韓民国(韓国)
15日本 8,798,000頭
1日のと畜量は約4,060,800頭(47頭/秒 )それに対し約5,300,000頭/日のペースで豚が生まれている。1位から15位までの国に共通点があるのかも調べてみたが、餌になる飼料が手に入りやすい点と宗教の影響を受けず食文化として需要が強い点が順位に結びついているようだ
豚がキッカケで滅んだ国がある!?
- 1857年イギリスから特別な許可をもらってインドを支配していた東インド会社という貿易会社が雇っていたインド人傭兵部隊が反乱を起こし、その反乱はたちまちのうちに北部インド全域に広がった
- 反乱軍はムガル帝国という300年続く王朝の皇帝を担ぎ出し、反乱に正当性を与えた。これには兵士だけではなく民衆の多くが賛同し反乱に参加した
- 東インド会社は軍隊を強化し反乱を鎮圧、ムガル皇帝は捕えられた。これによりムガル帝国は滅ぶ
これを「インド大反乱」とよぶそうなのだが、なんとこの反乱のキッカケに豚と牛が登場するのだ

東インド会社がエンフィールド銃という新しい銃を傭兵に支給したことがキッカケ
この銃に装填する銃弾はある紙に包まれており、兵士は紙の先を歯で嚙み切って弾を装填するのだが、弾を保護(防水・潤滑)するために豚の脂や牛の脂がその紙に使われているという情報が広がった
インドの主要な宗教で人口の大多数が信仰しているのがヒンドゥー教で、2番目に大きな宗教がムスリム教(現在はヒンドゥー教が79.8% ムスリム14%)ヒンドゥー教徒にとって牛は聖なる存在で、ムスリム教徒にとって豚は不浄な存在
ヒンドゥー教徒は聖獣と崇めている牛の脂を口に入れられたとブチ切れる
ムスリム教徒も同様に豚の脂を口にさせられたとブチ切れた
紙に脂が使われていたことが真実だったのか噂だったのかは定かではないが、ふだんから東インド会社の扱いにムカついていた傭兵たちの反乱の背中を押した
インド大反乱が終結した翌年、1858年から1947年までインドはイギリスの植民地になり、マハトマ・ガンディー(日本ではガンジーと呼ばれる)らの活動により独立をつかみ取るまで89年もかかっている
宗教というのは本当に雑に扱ってはいけない。
そういえばワタシも豚についての小話があるので紹介しよう
「九州の漁師と揉めたスキヤキ屋の夜」のはなし
これは今から30年ほどまえ
社会人になって2年がすぎた頃のはなしだ
何年かおきに魚を追いかけて北海道にやってくる九州の漁師を接待するという行事があるらしく、ここ数年は音沙汰が無かったのだが近々やってくると連絡があったそうだ
「もう来ないと思っていたのに..」頭を抱えていた事務員さんに話を聞くと、漁船団のなかに素行が悪い漁師がいるそうで、この接待が原因で会社を辞めた先輩もいて「クサノみたいなことになるまでどうして漁師を接待するのか?」と議題に上がるほど厄介な凶事らしい
その接待に今回、とある理由でワタシが接待を担当することになったのだが、正直どれほど漁師がヤバイのか?の見当がつかない
ふつうに考えたら、手に負えなくなったら警察を呼べばいいだけの話である
なぜ上司らが不機嫌になっているのかが分からない、聞いても「社長にきけ」と教えてくれない。
こんな状況で接待するのは嫌だというと事務員さんは『あのね、くわしいことは私も分かんないんだけど、うちの社長が知り合いから『手に負えないから代わりに接待してくれ』と頼まれてるんだってさ。警察騒ぎが起きて逮捕者がでると次の漁に支障がでるからそうなる前に宿に帰してくれって』
なんじゃそりゃ。。接待代行なんて初めて聞いたぞ..そんな連中にペコペコするから調子に乗るんだろうに..

とにかく、ワタシに決まった以上やるしかない。
主な接待の内容は【①食事、②宴会、③2次会】これで終わってくれれば良いのだが揉め事が起きてしまうと④仲裁、⑤ホテルに強制連行、⑥翌朝 関係各所に謝罪、が追加される。さらに騒ぎの規模によっては⑦警察に迎えに行く⑧病院に見舞い、も覚悟しておかなければならない
実際に接待の準備をはじめると、奴らの狂暴さが徐々に見えてきた
旅の恥は搔き捨て(かきすて)とはこのことで、厳しい漁の道中で立ち寄った休息の港、揺れる船内生活から解放された反動は凄まじく、酒に酔って看板を蹴飛ばしたり物を壊す程度なら可愛いが人間が絡んでくるのが厄介で、奴らが街に滞在している間は休業する店もあるほどだ。
禁じ手となった『クサノの完全試合*』が使えたらいいのだが
*ワタシが何代目の接待長かは不明だが、3代前の接待長クサノ氏が編み出した技で②の宴会途中いきなり日本酒をラッパ飲みし急性アルコール中毒を故意に誘発、誰よりも先に救急車で病院に移動し肝臓以外は五体満足で1晩をやり過ごすという頭脳プレイ。『天才』『その手があったか』『クサノの完全試合』と称賛されたが、予約していた2次会の場所が分からなくなった漁師が好き勝手に行動を開始、逮捕者が出たので禁じ手となった
まずは食事の予約なのだが、これが難しい。
船頭との電話のやりとりもお互いの方言と方言がぶつかり話が進まない。漁師お断りの店も増えていて普通に接待するのも困難な状況である。
互いに単語と単語を繋げて何を言っているのかを推測しあうと、どうやら向こうは「自分の生まれた海で獲れた魚が1番美味い、北海道の魚は生意気でクチに合わん。」と駄々をこねている。それに対しこちらは『港町に来るのに魚がダメってナゾナゾか?やって来る船はあんたらだけじゃない、このままだと宿泊先で静かに晩めし食うことになるぞ?』と応戦
汚い方言を交換しあい、ようやく食事の場所はすき焼きに決まった
決まったのだが私には1つ気がかりなことがあった、ワタシはすき焼き屋に入ったことがない
たしかに美味いが、すき焼きはわざわざ外で食べるものなのか?
具材のカケラが貯まった玉子をご飯にぶっかけて食うと実に美味いが、九州にもあの食文化はあるのだろうか?まぁいい。場所を決めたのはむこうだ、あれを知らずに次の漁に向かわせるのも可哀そうなので教えてあげよう
すべての揉め事は『遅い。』が火種
事前の情報によると『漁師の大半はせっかちが多いので時間のかかることは先に準備しておくとウケが良い』『奴らを待たせると暴れ出す』と聞いていたので、質より速度を最優先に準備を始めた
1:まずは店に電話をかけ予約を確定させる。
上品な口調で店員さんが電話に出てくれたので漁師がやって来ることは隠して予約を取ることに成功
2:来店する方々が「地方」から来る体育会系だと伝えたうえで以下のことを補足
- 姿かたちを見るのはワタシも当日になるのだが、おそらく元気ハツラツである。それから代表者の方言がキツイので外人だと思って接すること
- 運搬に時間のかかる生ビールはやめてバケツに氷水をいれて瓶ビールを突っ込んでおく
- ウィスキーと焼酎も段ボールに入っているままでいいので部屋の隅に積んでおく
- 発泡スチロールに氷をパンパンに入れておく
- 肉や野菜は先にテーブルに置いといて新聞紙を被せとく
- トイレの場所が分かるように手書きの矢印で誘導線を準備
補足を伝え終わると、さっきまで「さようでございますか」と丁寧な言葉をしていた店員さんは「えぇっと…ちょっとごめんなさいね..」と言ったきり無言になった。
電話の向こうでひいているのが分かった。
「飲み物と食い物さえ用意しておいてくれれば、あとはこちらで勝手にやるので放っておいて良い」と伝えると、最初のワンセットだけは店員が調理するのが決まりなので、それだけやったらあとはご自由にどうぞと言ってくれた
電話の終わり際に「部活の合宿かしら?」と聞こえたので急いで受話器をおろした
いよいよ当日、漁師グループと合流。
さすが漁師だ。ガッチリしていて腕も太い。後ろからみると熊だ。数人はすでにほろ酔いだが、予想していたよりも生意気さを感じない。こいつらがこれからどう化けていくのかを考えると急性アルコール中毒に踏み切った先人の気持ちが少しわかる
乾杯から3分、事件はおきる
作戦は完璧に漁師たちにうけた。
「おーおー!これよ!座ったらすぐ!」「ウチらは待たされるのが好かんちゃね」上々の滑り出しである、各々がバケツからキンキンに冷えたビールを注ぎあい、宴がはじまった
店員さんに合図をおくり、早速すき焼きの準備に取り掛かってもらう。テーブルの肉皿にかけられていた新聞紙をとると、ずいぶん赤い色をした肉が並んでいた。
は?おばちゃん。これなに?
これ?
その皿の肉、なんの肉?
牛肉ですよ
は?おいおい…なに考えてんのよ?
え??
すき焼きの肉っつったらブタだべや!
あ。いや。。
いや。じゃねぇわ!すぐにブタもってこい!
だまってろ田舎もんが!いま美味いもん食わしてやるから待ってれ!
こんなことが許されるのだろうか?
なにもしらない若造だとおもって随分となめられたものだ、予約の際の指示に腹を立てて店員が肉を牛肉に差し替えたのだ
すき焼きは牛肉を使うのだと説明する店員に「そうったい!」「すき焼き知らんとや?」と漁師が相槌をうつ。
「うるせぇ!ちょっと待ってろ、おいババァ!豚肉もってこいコラ!!!」漁師の腕力を忘れブチブチにキレていたが、店員と漁師はすき焼きは牛肉だと言い張る。様子がおかしい、興奮しているのはワタシだけだ
豚肉のすき煮ナベ.. 鍋だと??
他の利用客のテーブルを見るとワタシがすき焼きと呼んでいたアレを食べている人がいない…
溶き玉子と豆腐くらししか共通していない…
ナベにはツユさえ沸かされていないではないか…
シメのウドンがまだ登場していないのは理解できるがいったいなにがおきている??
キツネにつままれ言葉を失っていると、騒ぎを聞きつけた年配の店員さんがやって来てすべてを説明してくれた
『お兄さんが家で食べていたのは豚肉のすき煮ナベと呼ばれるもので、北海道では昔から広い地域で親しまれている』
『牛より豚の方が好きっていう人もいるし、私は豚の方が好きですよ』
なんという気づかい..おまけにワタシが孤立しないようにがっつりとフォローしてくれているではないか..
豚肉のすき煮ナベ??あのツユが煮詰まってくるとお湯をたして醤油と砂糖、本だしで味を調整し豚肉と白菜をグツグツに似たアレが本物のすき焼きではないだと..?
店員さんは『おまちください』と目の前の牛のすき焼きを作り始めた。
手渡されたそれは箸がふるえるほど美味かった
本当のすき焼きを知らずに社会人になり、寝坊した罰で接待係りになったといえど今日に備えて準備を整えてきた。恥ずかしさと場の空気を壊した罪悪感、情けなくて頭を上げることができず、いっそ段ボールのウィスキーを使って病院に逃げようか..と頭をぐるぐるさせていたとき、ある記憶がフラッシュバックした
赤い牛肉、割烹着の女性店員、それを見て吠えるワタシ、思い出した…
ワタシは過去に全くおなじことをやらかしてる…
そうだ思い出した..ワタシは高校生の修学旅行、京都のホテルでおなじことをやらかしている
晩飯がすき焼きで、それを作りにきてくれたオバちゃんを皆で追い返したのだ
いま思えばあのときワタシとともにキレ散らかしていたサカモトくんもナリタくんも豚すき鍋で育っていたのだ
「京都のすき焼きって牛肉なんだな」
「ほんとだな。肉焼くバカがどこにいんのよ」
けっきょく自分たちで作った牛の醤油煮込みは大失敗に終わった。
あのときの業(ごう)がこうして帰ってくるとは..
漁師の1人が「アニキ、いいからまずコッチ来て座れ」とワタシを呼んでいる、右手にはビール瓶が握られている、あぁあれでゴチンとやられるのか..
店から飛び逃げて明日から笑いものとして生きるの道と自分の言動の責任をとってぶっ飛ばされる道が見える、逃げたくはないがゴツ過ぎる..
意を決して漁師のとなりに座ると「まぁ飲め」とビールを注がれる、「北海道の豚すき焼き食ったことないからアニキ来年それ頼むわ」
別の漁師も「アニキ、いっぱい食え」とワタシの皿に肉をいれてくれた
つづけてリーダー格とみられる漁師が「人間っちゃ間違う生き物やけ、それよりもこんな店によくこんな準備させてアニキありがとぉね」
緊張が和らいでいくと漁師たちは各々で「知らんかったやし」「ほれよりも見て、トイレの矢印、アニキもここまで用意してくれたんやし立派よ」と話し、すき焼きを食べ始めた
バケツの氷水とトイレの誘導に命を救われるとは思いもしなかった
機嫌が良いうちに1人1人に謝り、許してもらえた
次第に笑顔が増えた、方言でところどころ何を喋っているのかは分からなかったがかなりいい空気が流れていて、ほんとうに乱暴者なのか?とさえ思っていたが、「田舎もんって言われたときは、くらわそうと思ったけど、執行猶予やけんなんも出来ん」と笑って言われたときは背筋が凍った
この漁師グループはどこかの港町で大暴れし、次になにか事件を起こすと刑務所に入るので、しかたなく大人しくしているだけだった
すべての接待が終わったのが24:00
拍子抜けするぐらい問題なく接待は終わった。
翌日、漁師が出港するのを見送りにいくと「来年もまた来るから、ぶたのすき焼き食わしてな」と言ってくれた。
次の年
彼らからの連絡を待っていたが電話はならなかった
風のうわさでは彼らを見送った次の街で問題をおこしたそうな
すき焼きは牛肉ったい!