ディフェンダーで守備をした時点で失点を覚悟せよ
オランダのディフェンスは他の強豪国と比べると一枚落ちますが
その短所以上に攻撃力、スピードはトップクラス
生粋のウィンガー大国
これがオランダです
ボールを奪われた瞬間から始まるスピード溢れるサイド攻撃は相手にとって「めんどくせー」と思われるに違いありません
と同時に
こう思われるはずです
「毎回毎回ワンパターンだこと。。」
僕のように20年以上オランダを使い続けていると
負け惜しみにしか聞こえなくなりますが
それ(サイド攻撃)をしたくないならオランダを使う必要は無いのです
中央突破でガンガン攻めたいなら
もっと良い国は沢山あります
オランダの守備力の低さを攻撃力でカバーする、これが今回のテーマです
ワイドに開いたウィングで1対1の勝負を仕掛ける
これはオランダの伝統のスタイルです
国のサッカースタイルが3-4-3もしくは4-3-3なのですから、優れたウィンガーが代表にいるのにそれを使わないなんて勿体ない(笑)
僕がおススメ(愛用)しているフォーメーション
それは3-4-3です
3-「4」-3の
「4」の両サイドハーフには『スピード』のある選手を配置します
「4」のボランチには『守備力』の高い選手
「4」のトップ下には『パス』能力、そして『ミドルシュート』が打てる選手
「3」-4-3のCBの両端には高さや強さよりも『スピード』を重視し
真ん中のCBは『気に入った選手とか調子の良い選手』を配置します
ウィンガーはなるべく利き足とポジションが逆になるようにします
(ロッペンを右サイドに配置して、サイドから中に切れ込むイメージ)
自陣深くでボールを奪ってもオランダの脅威は半減します
ディフェンスからミッドフィルダーへ、
そしてウィングへとボールを配給する頃には
相手の守備陣形は整っています
ディフェンダーからロングボール(ロングパス)1発でウィンガーに繋がれば最高ですが、ウイイレ的にはそう上手くいきません
そしてここが大事なポイントですが
ディフェンダーで守備をしている段階で
『ヤバイ』ということ。
強豪国と対戦すると痛感しますが
高さや強さ、俊敏さやスピード、
オランダのディフェンダーは脆い、、実に脆い、、
じゃぁどうやって守ればいいのか?
ずばりミッドフィルダーです
ディフェンダーで守備をした時点で「失点」を覚悟するぐらいの気持ちでミッドフィルダーで激しく守りましょう
トップ下以外、
すべてのミッドフィルダーでボールを奪いましょう
中盤で相手が嫌がるぐらいにボールを追い、
ボールを奪ったらすかさずウィングにボールを供給し
サイドを駆けて相手の守備陣形が整う前にゴールを奪いましょう
相手の守備陣形が整っている場合どう攻める?
このフォーメーションの「生命線」であり「キモ」なのが
両サイドハーフです
攻守に渡ってこのサイドハーフを酷使しますので
前半と後半の交代枠にこの2枠をキープしておいても良いかもしれません
サイドハーフにボールを配球し
トップ下や1列前にいるウィンガーと「縦のワンツー」で相手のディフェンダーを引っ張りましょう
相手が無反応だった時はスルーパスで一気に攻め込みます
中を見て手薄なときはセンタリングを、
密集している場合はトップ下にボールを回しシュートが打てるようならミドルシュートを選択
超密集している場合はバックパスもしくはセンタリング、
を選択する人が多いかと思いますが
「シュートフェイント」や「低速ドリブル」などでペナルティーエリアに突き進むのも、決まると相当気持ちが良いので是非練習しておいてください(笑)
オランダ使いはサイドからしか攻撃してこないと油断している相手にはトップ下もしくはCFでバンバンとシュートを打ちましょう
サイドの選手に目が行きがちで真ん中の攻撃陣に対するプレスが甘いプレイヤーがいますのでチャンスです(笑)
CFが相手ゴールに背中を向けた状態でパスを受けた時、
決してダッシュドリブルをせずに冷静に小回りで前を向くか、状況をよく見てサイドに配球する、もしくはトップ下にボールを戻す等、攻撃の起点になるプレーを意識してください
長くなってしまったので、まとめますw
愛用(おススメ)オランダフォーメーション3-4-3
◇ディフェンダーではなくミッドフィルダーでボールを追いかけよう
◇サイドハーフが生命線!バテたら交代しましょう
◇縦に速いサッカーをイメージしよう
◇相手がトップ下やCFに楽にボールを持たせてくれるならミドルシュート
◇密集地帯はシュートフェイントや低速ドリブルで切り抜けると乙w
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