誰も「庭の桜の木」を引っこ抜いてくれなかったので調べてみた

自宅の庭先に１メートル程の胴体だけの木が生えていまして、放っておいたらシイタケでも生えてくるのかな？と思っていたけど1年経っても変化無し..

うん。

意味なし。

と判断し、ノコギリで地面ギリギリまでギコギコしてやろうと決意したぼくはその木をどのアングルからやってやろうかと眺めていました

「それ、切るのかい？」と背後から突然声が！

びっくりしました、、隣にすむお爺様です、初対面です、、

お爺さんに背後をとられたショックで言葉が出ないぼくにむかって

「それね、桜の木だよ？」と言うのです

だからどうしたじじーてめーこのやろーおどろかせやがってのこぎりでアキレスやっちゃうぞー　という言葉を何枚も幾重にオブラードに包み「そーなんですか、あは。は、」と返すと

「桜の木、　　だからねぇ」と

木、　　からの間のなんと長い事、、、

そこまで言われたら気持ちが悪くなったので大工の友達を呼んで桜の木を根こそぎやってもらおうとお願いすると、こんどはソイツまでが『うー。。これ、桜だからねぇ。。』と言うのです

いっしょに人様の家からヤクルトを盗んで飲んだ大親友のぼくの頼みを渋るとは、、桜ってなにかあるに違いない、、、

家の中から双眼鏡を持つときのポーズでこちらを静観しているお爺さん

差し出したジョージアを開缶しないマイフレンド..

もう、いい。

こうなったら業者です

『桜の木』ということをキチンと隠して知り合いの業者に連絡をして来てもらうと、

「どーもー！電動ノコ（ぎり）持ってきたからチャチャっとき、

……

….

ねぇ。これさ、桜、、だよね、、」

業者「ちょっと嫌だからさ、、これ大工さんに切ってもらえば？　俺は嫌だなぁ、、」

友達「大工だから余計に嫌なのさ、、」

業者「大工さんが嫌なのにウチらがやっちゃまずいでしょ、、」

と言うやりとりに爺様まで参加してきて

お爺様「あのねぇ　　　　　　それ、

桜の木、の木だから」

だから長いって、、間、、　木、いっこ多いし、、

結局３人であーでもないこ－でもないと、桜の撤去に難色をしめし日没、、

結論としては

こんなやりとりがあり

結局1年経った今でも桜の木の胴体だけが生えています

それからというものぼくの妄想だけが膨らんでいまして

その他にも370コほど妄想しましたが

お爺さんだけじゃなく、あの場にいた業者と大工が桜の木を怖がっていたのが気になりました

春にその花の美しさを愛でながら酒を飲み酩酊するという「花見」という伝統文化すらあるのに、桜に一体なにがあるんでしょう？？

調べてみた

桜は江戸時代までは縁起の悪い物とされてきた歴史があり、「散る」というのが縁起悪いとイメージされていた
墓地や大昔の合戦（戦）の跡地などに桜の木が多く見られることから「桜は人骨を吸って育つ」と思われていた。ってことは桜の根元には死体がある、、というイメージが根付いた
桜の木はめちゃくちゃ養分を吸い取るそうで、周りの植物が育たない。なるほど！だから桜の木の下は草木がないのか、、
風水的に、家の風邪通りや日当たりを邪魔するほど大きくなってしまう桜の木を家庭で咲かすのはＮＧ

他にもシロアリが桜の木の下に巣を作るので、近くの家に侵入してくるからヤバイよ説

花びらが家の吸排気を邪魔する説

とありました。
花見以外のメリットないじゃん桜の木、、