| 後編 |これからダーツ&ビリヤード屋を開業・経営する人に伝えたい「アミューズメントという名の巨人対策4か条」

アミューズメントと真っ向勝負した経験で言わせてもらうと、アイツは相当つよい(笑)

前回のブログはぼくの思い出ブログになってしまい、ダラダラと長文になってしまいました..

| 前編 | ド素人のぼくがダーツ&ビリヤード屋時代にぶちかました事と反省した事、これから開業・経営する人に伝えたい事

2017年4月17日

今回はダーツやビリヤードのお店を開業・経営したいと思っている人に伝えたい事をサクサクお伝えできればいいなと思っています

頑張ります(笑)

 

現役のダーツビリヤード屋時代、ぼくはアミューズメント(漫画喫茶)とダーツ台数、営業時間、料金で真っ向勝負をしたことがあります

そこで感じたのは

子供と巨人ぐらいのチカラの差

資本力の前にはガッツだの根性は通用しませんでした


同じ料金、同じ営業時間にしたところで、向こうには漫画があり、パソコンがあり、マッサージチェアがあり、卓球に麻雀もあります

ソフトクリームが食べ放題、何十種類もドリンクが飲み放題、

おそらくアチラは、こちらが勝負を仕掛けて攻撃したことにも気づいていなかったかもしれません

負け惜しみでもなんでもなく、圧倒的な戦力差があると確認できたことはラッキーでした

もう正面からアタックしなくて良いんだと分かった安堵感ってチョット想像できないでしょう?(笑)

 

これからダーツ&ビリヤード屋を開業・経営する人に伝えたい「アミューズメントという名の巨人対策4か条」

  1. アミューズメントと同じ土俵で戦うな、比べられるだけだぞ!
  2. アミューズメントからの流入客を確実に取り込め!準備を怠るな!人生賭けろ!
  3. オンラインダーツは必要な台数まで減らせ、足りないぐらいが丁度いい
  4. 広告、宣伝はお客さんにお願いしろ、その分思いっきり還元だ!

 

01:アミューズメントと同じ土俵で戦うな、比べられるだけだぞ!

アミューズメントに対抗して漫画を置いたりスロット等の遊び道具を導入するのは諸刃の剣です、毒にも薬にもなるぐらいなら止めときましょう

 

入場料(チャージ)やお酒がメインなら別ですが、お店はダーツやビリヤードを稼働させて初めて売り上げが生まれます

常に満席な人気店ならお客さんの暇つぶし、スロットやコインゲームは売り上げの増加として素晴らしいツールになりますが、暇なお店にとって稼働を悪くする物は「悪」です

 

中途半端に物を増やすと「漫画が少ない、ドリンクが高い、遊ぶものが少ない」とアミューズメントと比べられます

お客さんに勘違いされない為にもダーツとビリヤード以外の物は減らしましょう

 

02:アミューズメントからの流入客を確実に取り込め!準備を怠るな!人生賭けろ!

いかにも「いつも行くアミューズメントが満席で、渋々専門店に来てみた」ことが分かる見慣れない新規グループ客が来たときは「人生賭けて接客」してください

 

これはアミューズメントからのプレゼントです、命がけで全力で接客してください。普段からその日の為に練習してください、人見知りだから無理だなんて言ってたらアホですよ?

 

ダーツビリヤード屋さんが気を使ってお客さんに話しかけないのは愚策です

 

この接客こそが唯一アミューズメントに勝てるポイントです、「チャンスは1回」です。いいですか?「チャンスは1回きり」です

 

格式高いホテルマンの会釈より、山小屋の親父の笑顔で良いんです

行きづらい専門店に来てくれた事を心から感謝し、お礼を言いましょう、ささやかなドリンクサービス、遊び方、基本のフォームをアドバイス等、自分が出来るMAXの誠意で接してください

 

お会計時にも「今日はありがとうございました!また機会がありましたらお気軽にお越しください!」等のお礼と一緒に、次回30分無料券などのサービス券を必ず渡しましょう

その30分無料券に電話番号や住所、営業時間、SNSやブログのアドレスを記入するのを忘れないでください

 

人は3回そのお店に来ると慣れます

本当です

 

「もし使わないならお友達にプレゼントしていただいても大歓迎です!」と付け加えてください

その人が本当に友達にそのサービス券を渡し、お店に来てくれたら、その時も心からのお礼です、お会計時に「お友達にもありがとうございましたとお伝えください」と伝えましょう

 

どうですか?

アミューズメントがここまで心から喜んで出迎えてくれますか?

 

心から感謝やお礼が出来ない人は、ダーツビリヤードの世界では生きていけません。

論外です。

はるばるアナタのお店に来てくれた事に感動が出来ない人はこれ以上ブログ読まない方が良いです、無意味です。

 

03:オンラインダーツは必要な台数まで減らせ、足りないぐらいが丁度いい

これだけオンラインダーツが溢れているご時世です、昔に比べて価値は薄れています、必要最低限の台数でじゅーぶんです

 

「アミューズメントのようにオンラインダーツじゃなければお客さんが来ない」「他店もオンラインダーツを沢山入れているからウチも入れなければダメだ」という発想は間違っています

 

オンラインダーツは元々1回のプレー料金(単価)が高くてお店が儲かるから全国に普及しましたが、価格破壊のおかげで今や1時間遊び放題でワンコイン程度の売り上げにしかなりません

いくらダーツの稼働が良くても利益が少ないなら意味がありません

ダーツ屋とビリヤード屋はどっちが儲かるか知りたくないか?

2017年4月12日

 

「オンラインダーツが使えないなら違う店に行く」というお客さんの言葉に頭を悩ませる時代ではありません

オンライン漬けなプレイヤーよりオフラインでも楽しめるプレイヤーを増やした方が経営は長持ちします

 

アミューズメントのようにお客さんを盛り上げて楽しませる事をダーツ台だけに任せてはいけません

オンラインダーツが無かった時代を思い出してください

じゅーぶん楽しかったですよね?

どうやって遊んでいましたか?

レーティングが上下したりネットで対戦も面白いですけど、ダーツって人とプレーするから面白いんです

 

オフラインでもあの店は満足できる

そんな評判が立つお店を作りましょう

 

04:広告、宣伝はお客さんにお願いしろ、その分思いっきり還元だ!

アミューズメントは広告やCMなどを使いドカンと集客しますが、資金に余裕が無いお店の集客はSNSのフル活用が最適です

 

1万円もあれば何千人に広告を届けることが出来ます

具体的な方法を紹介します

  1. イベントの告知をFacebookに投稿
  2. (記事)-広告費をお客様に還元します!! このイベント投稿をシェア(拡散)していただいた方の中から抽選で1名様に1万円分のバレルやグッズ、商品券をプレゼントいたします-
  3. お店の常連さんに「協力して欲しい」とお願いし最初の拡散を手伝ってもらう

 

普段でもお客さんにSNSでお店を紹介してくれたらワンドリンクをサービスするといった事も効果的です

ドリンク1杯の原価で考えれば10人のお客さんにSNSで宣伝してもらっても数百円で済みます

 

どんなに良い料理でも、どんなに良いサービスでも、どんなに良い雰囲気でも、お客が再来店しない理由の68%が「ただ忘れていた」だけだそうです

 


 

最後までご覧いただきお疲れ様でした

 

これからダーツやビリヤードのお店を開業、経営していこうとしている方は、周りのお店やアミューズメントの真似をしないお店作りが重要です

 

どうやってお金をかけないで集客するか?

どうやってお店を盛り上げていくか?

アミューズメントとの差別化をどうするか?

 

玄関あけて待ってるだけの時代ではありません

面倒かもしれませんが、やはり1度はダーツビリヤード業界に身を置くべきです

実際にどうやって集客しているのか?どうやって稼いでいるのか?良い部分は真似る、悪い部分は真似しない、経験しないと分からない事が山盛りです

 

まとめ

  • 中途半端(金にならない)に漫画や遊び道具を導入し稼働を下げるな!売り上げ落ちるぞ!アミューズメントと比較されるぞ気をつけろ!
  • アミューズメントから渋々やってきたお客さんは絶対にモノにしろ!誠意を尽くして先ずは心からの「来てくれてありがとう」だ!
  • 新規のお客は3回来店させろ!
  • 昔ほどオンラインダーツに価値は無い!オフラインダーツでお客さんが楽しめる店を目指せ!
  • 広告はSNSとシェアでじゅーぶん!余計な広告費は全てお客に還元しよう!
  • 存在を忘れられない為にSNSはマメに更新しろ!
  • その業界で成功したかったら、今そのビジネスで成功している人に会いに行け!

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