バレルすっぽ抜け、ブリッジぎゅっぎゅ、
この1本、この1球を決めれば勝てるといったプレッシャーがかかる場面で手汗が止まらずに苦い思いをした事がある人は多いはず
ぼくも数年前までは毎年札幌までビリヤードの公式戦に出かけたり、ダーツのリーグ戦に参加していましたが、常に手汗に悩んでいました
普段の練習や気心知れたお客さんとのスパーリングでは気になる事もないし多少の手汗ならタオルで拭けば解決ですが、負けたらお終いの公式戦やポイントのかかるリーグ戦といった緊張する場面に手汗が出てくるのは厄介すぎです
それが原因で何回外したことか..(涙)←イイワケカッコワルイ
先日も久しぶりにビリヤードの試合に出かけましたが、ゲームボール(その球を入れたら勝ち、ダーツでいうならブルフィニッシュ最後の1本)まで何ともなかったのに突然手汗が大放出..
いったん深呼吸なり手を洗うなりすれば良いのでしょうが、世間体や元店員というクソプライドが邪魔するのか、なぜかそのままプレーしてしまい帰宅後に大後悔、、
なんて事はもうやめます
遠征費とかもったいないわ、、(笑)
どうすればニックキ手汗をコントロール出来るのか調べてみると
交感神経と己のハートのピヨピヨがどうやら怪しい(涙)
手汗の原因は交感神経が悪さをしている
興奮したり緊張やプレッシャーがかかると交感神経が刺激されて手足に汗をかくそうで、「ちくしょう!手汗!止まれ!」とイライラしたり手汗を意識すると余計に交感神経が刺激されて手汗が止まらなくなるんだそうです
ダーツやビリヤードの試合の時はどーすればいい?
モロに精神的な要素が原因なので交感神経をしずめるのが先決ですが、試合中に外の空気を吸いに行ったら相手に失礼だし運営に叱られるので得策ではありません(笑)
ダーツやビリヤードの試合中には
01:深呼吸をしたり
02:手のひらのツボ押しが有効です
01:深呼吸
普段ぼくらの呼吸は肺呼吸で、短く浅い呼吸を繰り返しているらしく、これを腹式呼吸にすることでカナリ交感神経を落ち着かせる事が可能だそうです
なぜ緊張したときは深呼吸しなさいと言われるのか?
深呼吸、特に腹式呼吸にすると肺の下にある横隔膜(おうかくまく)が上下運動するそうで、この横隔膜に自律神経が密集していて、吐く息を意識的にゆっくりすればするほどリラックスできるんだそうです
*体の機能を自動的にコントロールしているのは自律神経です
「丹田呼吸法」というのが有名だそうで実際にやってみましたが試合中には不向きです、やってる最中に順番がやってきて逆に呼吸が乱れます(笑)
そこで取り入れたいのがフォーカウントブレス
“4 Count Breath”, “Tactical Breathing, タクティカル ブリージング”と呼ばれている呼吸法
この呼吸法、警察官、消防士、軍隊など、高いストレス下で働く人達にも使われているそうです。
02:手のひらのツボ
労宮(ろうきゅう)というツボと
合谷(ごうこく)というツボは、ちょうど裏表で同時に押すことが出来ます
このツボを5秒くらいイタ気持ち良いレベルで押すと効果的です
合谷は万能のツボとも言われていて、ぼくは今日の今日までこのツボを歯痛のツボだと思い込んでいました(笑)
親指と人差し指の付け根から少し人差し指寄りに存在します
写真の薄い青と濃い青がありますが、そっとしておいてください..
労宮はちょうど握りこぶしを作った時に中指が当たる場所にあります
*いま2枚の写真を見て思ったのですが、わざわざマッキーで手に印つけなくても画像ソフトで良かったかなぁ。。(泣ける、自分の馬鹿さ加減に)
呼吸もツボも駄目なら「アイテム」という手もある
ビリヤードならド定番のグローブを装備することで手汗の悩みのほとんどを解決してくれます
ぼくがダーツビリヤード屋の頃はグローブはダッサいものしか無くて、グローブ着用プレイヤーがアレ視される事もありましたが、今はいろんな所からデザインされたグローブが販売されています
ちなみにぼくが愛用しているのがこれ
たしか500円くらいでしたが、今でもかなり重宝しています
一方のダーツにはバレル(持つ部分)に様々な加工(シャークカットなど)が施されているのでビリヤードのように露骨に手汗でプレーに支障は出にくいかと思いますが、それでも汗でダーツがすっぽ抜けてしまうことはあります
余談ですが
ぼくは緊張と会場の湿度と異常な量の手汗の3つが合わさってダーツを真横に飛ばしたことがあります(涙)
話を戻します..
滑り止めクリームが発売されているので、ぼくもこれを使っていましたが、使った直後は良いのですが長持ちしません
ダーツを投げる右手以外に、受け皿となる左手にも汗をかいているので滑り止めクリームを使うときはダーツを触る指先だけじゃなく左右両方の手を全体的に塗った方が安心です
実際ダーツの試合中に一番便利なのはタオルでしょう
ダーツグッズで売られているタオルはデザインは秀逸ですが、手汗をガッチリ吸収したりバレルについた汗やヌメリをキレイにしたいならタオルに妥協はしてはいけません
キャンプ用のタオルは1000円ほどしますが、丈夫で長持ちで、タオルの10倍吸水性があります、吸水性、速乾性もヤバいです
フックも付いているのでズボンに装備することも可能です
ダーツビリヤード以外の手汗解消グッズ
世の中にはダーツとかビリヤードの事じゃなく色んな場面で手汗に悩んでいる人がいて、その人たちに向けられた手汗解消グッズが沢山売られていました
彼氏と手をつなぎたいけど手汗が酷くて、、
手書きの書類の文字が手汗でにじむ、、
クルマの運転中に手汗でハンドルが滑って死にかけた、、
手汗でスマホが反応しない、、
日常生活で手汗に困っている人の為に作られているというのは非常に興味があります
沢山種類がある中で、評価やレビューを調べてみると「ファリネ」という商品と「テサラン」が中々の評判でした
楽天で1位をとったそうでコスパ面でもテサランがリードです
他にも薬局で手汗防止グッズが買えるようです
このオドレミンという商品は塩化アルミニウムで汗腺を塞ぐことで汗を抑えるそうですが、人によっては手荒れやカユミがあらわれるそうです
信憑性にかけますが手首をしめるという方法もあるようです
ブロックする事で手にやってくる汗が他の場所で流れるとか。
とあるサイトさんに書かれていたんですが、舞妓さんは帯を胸の高さでしめているそうで、胸を圧迫することで顔の汗が抑えられて化粧崩れを防いでいるそうな。
ホントだ。。(驚)
ってことはプレーに支障がない腕の場所をキツめのブレスレットとか腕時計でしめちゃえば良いのか?
これは大至急試さなきゃいけません(笑)
手汗についてまとめ
- 手汗の原因は交感神経の高ぶり
- 手汗を意識すればするほど逆効果で止まらなくなる
- ダーツビリヤードの試合中は「呼吸」と「ツボ」
- 深刻な人は手汗解消グッズを検討
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