「後悔のない手術にしたい」人工関節のメリットデメリット、名医&評判の良い整形外科の探し方

あんな医者にやられなくて本当に良かった

 

2011年 冬

1回目の手術が終わり退院を数日後に控えた病室で僕は地元釧路の日赤病院の整形外科のお医者さんの事を思い出しました

 

『あぁ、これ、腐って割れてます』

『もう治らない』

『人工関節なんて何年ももたないから痛みと付き合って生活を』

『原因は酒です』

 

同じ北海道なのに、今いる「さっぽろ病院」では

ネフローゼからの大腿骨頭壊死症は通常の4倍も発生率が高い事

 

実際に足を曲げたり回したりして、

「手術をしなくてもこれは障害」と身体障害者の手帳の手続きや

医療費が思いっきり安くなる特定疾患の説明をしてれました

 

さらに人工関節に対する細かい部分を時間をかけて説明してくれて

手術の内容、時間、リハビリ、退院までの期間

全てをキチンと教えてくれました

 

 

とにかく嬉しかった

 

ちゃんと向き合ってくれてる事がわかったから

 

ソーシャルワーカーに鼻で笑われ

医師にも「病気悪化させたくなかったら酒やめる事です」と言われ

ほんとに酷い扱われをされて

1年以上激痛に耐えながら足を引きずって生活してる時は

惨めでした。

 

足の骨が折れながら1年間生活したことありますか?

 

当時を思い出すと

心から思いました

 

あんな医者に手術されなくて

マジで助かった。神様ありがとう。

 

人工関節の手術に踏み切るまでは、

色々と考えることも沢山あると思います

 

そこで今日は

・人工関節の手術をする時はどの病院を選んだらいいのか?

・人工関節の手術をするメリットとデメリット

・僕が人工関節の手術に踏み切った時のお話

を紹介します

クチコミは最強。これ、ホントです
 

「評判が良い病院」イコール

「腕の良い病院」「気分が良い病院」です

 

「腕が良い病院」には

「腕の良いお医者さん」がいます

 

「気分が良い病院」には

「そのお医者さんをサポートしたり」

「患者さんに対して真面目に向き合ってくれる」スタッフがいます

 

入院中、特に手術後は麻酔が切れて痛みが出始めたり

患部を冷やしたりしなければなりません

 

人によっては痛みが続く人もいます、

痛みが消えないとご飯も楽しめません

 

患者さんが苦しんでるときに「我慢しましょうね」「頑張りましょうね」と

精神論で済ます病院は嫌いです(笑)

 

「別の痛み止めを使ってみましょうか?」

「氷持ってきますから冷やしましょう」

「痛みが続くようなら先生に来てもらいますね」と

 

具体的な別の対応を検討してくれるのが

「気分の良い病院」です

 

こうして「腕が良く、気分も良い病院」には

沢山の患者さんが集まります

 

 

「手術の腕」や「手術後の対応」といった評判は

人から人へクチコミで広がっていきます

 

ネットが普及した現在では「人工関節 病院 評判」と検索すれば、

全国の評判の良い病院が見つかります

 

病院を選ぶときの1つのポイントとして「クチコミ」はとても参考になります

 

 

では具体的にその中からどの病院を選ぶのか?

 

ネットのクチコミだけを当てにしていいのか?

 

これを解決してくれるのが「手術数でわかるいい病院」という書籍です

人工関節の手術をするメリットとデメリット
 

『普通の生活を取り戻す』

 

これ以上のメリットは無いと思います

 

「普通に生活出来るって事がどんだけ幸せで快適か?」

五体満足の頃にはそんな事考えたこともありませんでした

 

●ふつうサイコー!

一人で外出が出来る

公衆トイレで用が足せる

両手に物が持てる

痛みがなく歩ける

寝返りをうっても痛みで目が覚めない

いちいち痛みで顔を歪めない

周囲が気を使わない

etc…

さいこうにハッピーな普通が手に入ります

 

●障害者手帳がいただけます

税金が安くなります(控除額が増えます)

車税が免除されます(車検は別です)

無料で施設が使えます(プールや運動場など)

映画が1000円で見れます(釧路だけかも)

etc…

結構な恩恵が手に入ります

 

 

▲デメリット

・定期的に病院で診察を受け、人工関節に歪みや変形など異常がないかを確認しなければいけません

・個人差がありますが、数年後に人工関節に歪みや隙間が生まれると再手術が必要です

・骨が老化し手術に耐えれない場合、再手術は出来ません

・細菌に感染しやすくなる為、それが起因して病気になる可能性がある

・脱臼しやすくなる(痛みで気絶するそうです)身体が激しくぶつかる行為は禁止

それでも僕が人工関節の手術に踏み切った理由
 

『このまま生きるのか?』

 

さっぽろ病院を訪ね、身体障害者手帳の申請に必要な診断表

さらに『手術をするなら特定疾患を使ったほうが経済的に楽ですよ』と、

特定疾患の申請に必要な書類やレントゲンまでも持たせてくれた帰り道の車中で

僕は感謝の気持ちと

 

『さて、どうする。。?』の気持ちでいっぱいでした

 

やらなきゃ何も変わらない

このまま歩くだけで精一杯な身体で何が出来る・・?

 

人工関節にして、痛みの無い日常を取り戻しても

数年で足が壊れたら、、

そうなったら次は車椅子、、

 

数日悩みに悩みましたが

あるとき、ふっと頭に浮かんできたのが

 

やらないでする後悔よりも

やってする後悔の方が

偉いんじゃないか?(馬鹿ですね)

 

攻撃は最大の防御

年老いて何も出来なくなる前に

自ら行動を起こし

年老いた自分を救おう

 

何年もつか分からない

それでも今やらなきゃ後でぜったい後悔する

 

車椅子になったとしたら

なった時に考えればいい

 

よし、やろう

やった経験は必ずどこかで活きてくる

誰かの役に立つ日が来るかもしれない

 

その出番がとうとう今日やってきました(笑)

 

人によっては考えや意見は変わります

やるメリットもあれば、やったデメリットもあります

 

最後に決断するのは自分です

人工関節の足で生きていくかどうかを決める大きな選択です

 

 

僕はさっぽろ病院にすごく助けてもらいました

もしこの足が壊れて車椅子になっても

それは病院のせいではなく

自分の運だと思えます

 

それだけ素晴らしい病院に出会えた事はラッキーでした

 

 

繰り返しますが、

不安が消えるまで病院に質問した方がいいです

後々病院を恨むかもしれないと思うなら

やらない方が賢明です

 

最後にひとつ

「近いから」とか「遠いから」という理由を

病院を選ぶ基準にしない事!

 

以上、一人で釧路から札幌まで350km車を走らせて手術をしてきた僕からの

マジのアドバイスでした!

 

参考Link
●メリットおよびデメリットについて●人工関節について

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