「脱サラして焼き鳥屋でもやろうかなぁ。」とボンヤリ思ってる人に始め方と現実を叩きつけてみます

吸排気がないと煙は出ていかないよ

サラリーマンやめて焼き鳥屋でも始めようかなという思考になっている方に、焼き鳥屋の始め方、経営、現実を叩きつけようと思いますのでどうぞ宜しくお願いします

まずは焼き鳥屋OPENまでのながれをザクッと紹介します

  1. まずお店を借りるために不動産に行く
  2. 物件を見つけて契約、敷金、前家賃、火災保険などを一括で払う
  3. 居抜き物件じゃない場合内装工事にお金がかかる
  4. 電気、水道、ガス、NTTに連絡
  5. 保健所に行き食品衛生管理者の予約
  6. 設備の購入(厨房備品)
  7. 酒屋に連絡してビールサーバーやグラスを用意する
  8. 小物や備品の購入(炭、食器や伝票など多数)
  9. 店内音楽の準備
  10. メニュー、メニュー表、金額設定
  11. 保健所の立ち入り検査
  12. OPEN
  13. 税務署に開業届を提出

 

お店探し「(誰)サラリーマンが(いつ)夜に食べる」からドコに構えるのがベストかを考えないと危険です

店舗契約の際は保証人もひつようです

排気口だけでは煙は出ていきません

業務用の厨房機器は高価です

音楽をユーチューブやCD、DVDで流すのは本当は違法です

外観(看板、のぼり等)や制服も中々の出費です

何よりも鶏肉をどうやって仕入れるのかを考えなければ命取りです

 

続いてOPEN後の流れをザクザクっと紹介します

  1. 開店前に焼き鳥の仕込みをする
  2. 店内の掃除
  3. 伝票の整理
  4. 足りない食材や酒を買い出しに行く
  5. お店を開ける
  6. お客さんが来たら注文を聞く
  7. 料理を作る、テーブルに運ぶ
  8. ドリンクの注文を受ける、テーブルに運ぶ
  9. 場合によっては接客も必要
  10. お会計を済ませたらテーブルの片づけ
  11. 洗い物

順調に売れてる場合はこの繰り返しですが、思ったように成果が出ていない場合は

  • 商品の改良
  • 新メニュー開発
  • 店の宣伝
  • 営業時間の見直し

赤字が続くようなら

  • 金策を練る
  • 暇な時間にアルバイトをする

といったことも必要になります

 

サラリーマンを辞めたところで人付き合いはおわりません

酔っ払いがグラスを割ることもあるでしょう

年下のおにーちゃんにイラっとすることもあるでしょう

香水の匂いが強烈で他のお客さんからクレームが来るかもしれません

風邪をひいても休めない、台風が来てお店が暇、突然の大出費、いろんな事が山のように押し寄せてきます

出すだけなら誰でも出来ると思いますが「最初の動機がサラリーマン生活に疲れている」程度の心構えだと長続きはしません

情熱があれば、店を出す前から沢山のアイデアが沸いていて、焼き鳥を焼いてお客さんに出すことが楽しくて楽しくて、そのワクワクがお店の活気になります

 


このまま終わると暗すぎるので焼き鳥屋がどれくらい儲かるのかを調べてみました

焼き鳥1本あたり30円が原価、100円で販売

ビール1杯250円が原価、500円で販売

19:00から26:00までの7時間で10人来店したとして、1人10本ビール3杯注文したとします

 

10人×10本×100円で1万円の売り上げ、原価3000円

10人×3杯×500円で1.5万円の売り上げ、原価7500円

1日2.5万の売り上げで利益が14500円

月に25日営業したとすると362500円の儲けになります

 

そこから家賃、光熱費、ローンの返済その他諸々..

やっぱりこれじゃ無理ですね..

脱サラして心が晴れても給料の三倍稼げないなら直ぐに曇る3つの理由

2017年3月16日

 

叩きつけるつもりがぼくもダメージを負いました、、

一生懸命書きました!お役に立ちましたらシェアボタンを押してお友達にもご紹介ください!

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